宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 4/13 12:56 更新 太陽風の速度は600km/秒に上昇し、激しいオーロラ活動を起こしています。 担当 篠原 太陽風の速度上昇は、更に進み、 13日0時(世界時12日15時)には、600km/秒台に達しました。 現在も、600km/秒の高い速度が続いています。 昨日のニュースの後、太陽風の磁場強度は一旦5nT近くにまで弱まったのですが、 その後再び10nTを超えるレベルに強まりました。 それとともに、南北成分も北寄りから南寄りに切り替わり、 -8nTの強い南向きが5時間近く続きました。 速度も高かったため、磁気圏への影響も大きく、 AE指数は1000nTに達する大規模な変動を記録しています。 今回、コロナホールは、南半球の高緯度側に偏っていたのですが、 そこからの影響がしっかりと及んでいた様です。 だいぶ速度が高まっているので、高速状態はもう2〜3日程度続くかもしれません。 引き続いて、放射線帯の高エネルギー電子も 増加する可能性があるので注意して下さい。 太陽は、北半球側で黒点がにぎやかに並んでいます。 新しく東の端から1191黒点群が顔を出し、 北半球側のちょうど中心部に1192黒点群が発生しています。 フレアは、中心付近の1190黒点群がC3.1、 東端の1191黒点群がC1.8の小規模フレアをそれぞれ起こしています。 この後も、現状程度の活動が見られそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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