宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/ 4/11 12:00 更新 太陽風の速度は320km/秒に下がっています。コロナホールの影響はまだありません。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒付近まで下がり、かなり遅くなっています。 コロナホールの影響はまだ全く見られず、 磁場強度も4nT付近で安定しています。 SDO衛星AIA193では、南極側のコロナホールはだいぶ西に移動しています。 遅れていますが、まだ、影響が及ぶ可能性はあるので、 もうしばらく注目してください。 ただし、到来が遅くなれば、影響の規模も小さくなります。 磁気圏の活動は、太陽風磁場の南向きに関係して、 小規模の変動が続いて見えています。 現在は速度が一段と下がっているので、 このままの太陽風であれば、磁気圏は静穏な状態が続くでしょう。 GOES衛星のX線のグラフは、目立った変化はなく、 太陽のフレア活動は静かです。 黒点としては、北半球の中央付近の 1185黒点群と1186黒点群の黒点の数が増えています。 引き続き発達するようだと、注意が必要になるでしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |