宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:21)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/12 08:41 C2.5
05:26 C1.8
4/11 --- ---
4/10 --- ---

黒点  4/12 (NOAA)
磁場 フレア
1185 17 β ---
1186 12 β ---
1187 5 β ---
1190 6 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 504 +8.1
-2 h 460 +11.8
-4 h 458 +11.0
-6 h 436 +12.6
-8 h 410 +6.3
-10 h 375 -0.3
-12 h 362 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -11 22/ 20
-2 h -9 10/ 6
-4 h -9 9/ 13
-6 h -9 17/ 7
-8 h -7 23/ 18
-10 h -12 20/ 23
-12 h -14 5/ 16

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
4/12 0.4 8x10^2
4/11 0.4 1x10^3
4/10 0.4 1x10^3
4/ 9 0.4 4x10^2
4/ 8 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 4/ 7 11:17 太陽風磁場が大きく南を向き、激しいオーロラ活動が発生しました。
2011/ 4/ 8 10:07 太陽風の擾乱は終わり、オーロラ活動は静穏です。
2011/ 4/ 9 13:16 太陽風は平均的な状態ですが、南向き磁場のためにオーロラがやや活発化しています。
2011/ 4/10 11:18 太陽、太陽風ともに穏やかです。これからコロナホールの影響が始まるかもしれません。
2011/ 4/11 12:00 太陽風の速度は320km/秒に下がっています。コロナホールの影響はまだありません。
最新のニュース

2011/ 4/12 11:21 更新
コロナホールによる高速の太陽風が始まりました。現在の磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽の東と西で活動が見られています。

東端(左端)の向こう側には、活発に活動している領域があり、
GOESのX線で、C1前後の変動を起こしています。
実際には、これよりも規模の大きい現象と考えられます。
こちら側に回ってきた後の活動に注目してください。

また、西端(右端)近くでは、大きなフィラメントの噴出が発生しています。
SDO AIA304の動画を掲載します。
これに伴って、CMEが発生しています。
右側に向かっているので、地球への影響はありません。

また、太陽の中央やや左側には、1190黒点群が発生しています。
C1程度のフレアを起こしており、今後の発達に注目してください。


太陽風は、予想よりも遅れましたが、コロナホールの影響がやって来たようです。
昨夜、12日1時(世界時11日16時)頃から磁場強度が10〜15nTに強まり、
速度もゆっくりと上昇を始めました。

昨日までは300〜350km/秒の低速風でしたが、
現在は530km/秒くらいの速さに上昇しています。

一方、磁場強度の強まりは一段落ついて、8nTくらいに下がっています。
それでも、まだ平均よりもやや強い状態です。

地球の磁気圏への影響を決める、太陽風磁場の南北成分は、
磁場強度の強まり以降、ほぼ北を向き続けています。
このため、速度は上昇していますが、磁気圏への影響は小さく、
AE指数はほとんど変化していません。

今後もこの傾向が続くと、
高速風は来たものの、磁気圏は静穏な状態が続くでしょう。
しかし、今後磁場の方向が南寄りに切り替われば、
オーロラも活発に発生するようになります。

今回の高速太陽風は、あまり長く続かないと思います。
2〜3日程度ではないでしょうか。



SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽西端で発生したフィラメントの噴出。
(c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


上の噴出現象によって発生したCME。SOHO LASCO C2による。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。