宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 4/ 7 11:17 更新 太陽風磁場が大きく南を向き、激しいオーロラ活動が発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒台前半を推移しています。 しかし、昨夕、6日18時(世界時6日9時)に、太陽風の磁場強度の強まりが到来し、 磁場強度は15nTを超える程になりました(ACEの図の白線)。 4日のニュースでお知らせしたCME(太陽ガスの放出現象)の影響が やって来たのではないかと思われます。 これ以降、太陽風磁場の南北成分(赤線)は、 -10nT近い強い南向きになり、 速度が高まっていたことと重なって、磁気圏活動がかなり活発になりました。 AE指数は、1000nTを超える変動が4〜5時間続き、 最大値は1500nT近くにまで達しています。 極域では、かなり激しいオーロラが発生したのではないでしょうか。 日本時間で今日に入った頃から、太陽風の磁場強度は5nT近くに下がり、 南北成分も0nT付近で変化するようになりました。 AE指数の変動も、500nT前後から、それを割るくらいに落ち着いています。 高速風は続いていますが、磁場強度が下がってきたので、 今後のオーロラ活動は小中規模に留まるでしょう。 今回の擾乱を受けて、放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日に続いて大きく減少しています。 しかし、今後、増加に転じる可能性があるので、 これから明日にかけて注目してください。 太陽では、C1.9、C1.4などの小規模フレアが発生しています。 東端のまだ上がってきていない領域で発生しています。 こちらも、今後の活動に注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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