宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:08)
昨日、C3.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 2 --- ---
4/ 1 12:43 C3.2
10:43 C3.5
07:01 C1.7
00:25 C2.7
3/31 04:42 C1.9

黒点  4/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1176 10 β C3
1178 1 α C2
1180 1 α ---
1181 1 α ---
1183 13 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:56 415 -8.8
-2 h 408 -6.6
-4 h 461 -0.5
-6 h 475 -7.4
-8 h 376 +5.0
-10 h 384 +1.7
-12 h 379 -5.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
06:59 -40 15/ 20
-2 h -27 12/ 30
-4 h -24 14/ 17
-6 h -14 13/ 13
-8 h -16 -3/ 7
-10 h -23 2/ 8
-12 h -21 14/ 9

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
4/ 2 0.4 1x10^2
4/ 1 0.3 3x10^1
3/31 0.4 2x10^1
3/30 0.4 1x10^2
3/29 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/28 11:27 太陽に黒点が目立っています。太陽風は低速で穏やかです。
2011/ 3/29 11:15 太陽風は低速で、磁気圏も静かです。太陽のフレア活動も特にありません。
2011/ 3/30 09:59 太陽風の磁場強度が強まっています。しばらく太陽風の変化に注目してください。
2011/ 3/31 09:53 太陽風磁場は強まった状態ですが、北向きが続いているため磁気圏はとても静穏です。
2011/ 4/ 1 10:45 太陽風は低速で、磁気圏も概ね静穏です。太陽は小規模の活動が見られる程度です。
最新のニュース

2011/ 4/ 2 08:08 更新
太陽風の速度が上がり、強い南向き磁場の影響で、強いオーロラ活動が発生しています。

担当 篠原

昨夜から、太陽風の状態に変化があり、
速度は、一時的に500km/sに上昇しました。
磁場強度は10nTと強まったままでしたが、
南北成分が南寄りの傾向に変わり、
-10nTに達する強い南向きが発生しました。

この影響で、AE指数は、
1000nTに達する強い変化を記録しています。


-8nTの強い南向き磁場は、現在も続き、
速度は400km/sにやや下がったものの、
引き続き、活発なオーロラが発生し、
小規模の磁気嵐も起きる可能性があります。

だいぶ通り過ぎましたが、
コロナホールの影響が来ているのかもしれません。
27日周期の図を見ると、
地球は、太陽風のセクター境界を通過していて、
太陽風の変化は、これとも繋がっている様です。


太陽は、南半球の西側に傾いた1176黒点群で、
C3の小規模フレアが2回発生しています。

東半球には、新しい黒点もなく、
今後の太陽のフレア活動は、穏やかな状態が続きそうです



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。