宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 4/ 3 12:54 更新 太陽風が600km/秒の高速風になっています。オーロラ活動も活発です。 担当 篠原 昨日、2日14時(世界時2日5時)頃から、太陽風の速度が上昇を始め、 3時間ほどで600km/秒に達しました。 4月1日のニュースに書いた、 太陽の赤道付近に微かに見えていたコロナホールが原因なのかもしれません。 コロナホール起源としては、なかなか高い速度まで上昇しています。 600km/秒の速度は、1日近く経過した現在も続いています。 磁場強度は、10nTから次第に下がり、現在は5nTです。 南北成分は、磁場強度の振幅いっぱいに大きく南北に変化しています。 そのため、AE指数は500〜800nTの変動が頻繁に発生し、 中規模のオーロラ活動が続いているようです。 コロナホールの規模を考えると、高速風はあまり長い時間は続かないでしょう。 高速なのは今日、明日くらいで、明後日には下がり始めそうです。 しかし、AIA193では微かにしか見えなかったのに、 これだけの速度に上がっています。 影響がどの程度続くのかも読みにくいところです。 この擾乱の影響で、放射線帯の高エネルギー電子が一段増加しています。 まだ、1000にも達していませんが、今後の変化に注意してください。 太陽は、Cクラスのフレア活動もなく、穏やかに推移しています。 ただ、X線のグラフにゆっくりとした上昇が見られるので、 変化には注意してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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