宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/ 4/ 5 14:21 更新 太陽風の速度は、400km/秒台後半に下がってきました。太陽は静穏です。 担当 篠原 600km/秒を超えるほどに上がっていた高速太陽風は、終わりを迎えています。 昨夜いっぱいで速度は500km/秒台を割り、 現在は470km/秒に下がって、やや高速という程度です。 太陽風の磁場強度は、3〜4nTと弱めの状態です。 太陽風が落ち着くにつれて、磁気圏のオーロラ活動も弱まっています。 AE指数は、300nTの小規模の変動が見られる程度です。 放射線帯の高エネルギー電子は、 もう一段強まって、20,000〜30,000に達しています。 ここまでしっかり高まったのは、昨年の8月26日以来です。 このまま太陽風が静かになると、放射線帯の減少はゆっくりになるので、 しばらく高い状態が続くと思われます。 太陽は、Bクラスの小さな活動が見られるだけで、穏やかな状態です。 黒点群はいくつかありますが、あまり活動的ではありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |