宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 5 --- ---
4/ 4 --- ---
4/ 3 --- ---

黒点  4/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1180 1 α ---
1181 2 α ---
1183 7 β C1
1184 22 β ---
1185 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 464 -1.7
-2 h 466 -1.5
-4 h 458 +1.7
-6 h 456 +1.3
-8 h 487 +2.0
-10 h 485 +1.2
-12 h 498 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -18 -12/ 5
-2 h -14 -11/ 5
-4 h -15 -8/ 4
-6 h -16 -5/ 4
-8 h -18 -1/ 3
-10 h -20 1/ 10
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
4/ 5 0.7 3x10^4
4/ 4 0.4 3x10^4
4/ 3 0.5 8x10^3
4/ 2 0.5 4x10^2
4/ 1 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/31 09:53 太陽風磁場は強まった状態ですが、北向きが続いているため磁気圏はとても静穏です。
2011/ 4/ 1 10:45 太陽風は低速で、磁気圏も概ね静穏です。太陽は小規模の活動が見られる程度です。
2011/ 4/ 2 08:08 太陽風の速度が上がり、強い南向き磁場の影響で、強いオーロラ活動が発生しています。
2011/ 4/ 3 12:54 太陽風が600km/秒の高速風になっています。オーロラ活動も活発です。
2011/ 4/ 4 09:19 600km/秒近い高速の太陽風が続き、磁気圏活動も活発に続いています。
最新のニュース

2011/ 4/ 5 14:21 更新
太陽風の速度は、400km/秒台後半に下がってきました。太陽は静穏です。

担当 篠原

600km/秒を超えるほどに上がっていた高速太陽風は、終わりを迎えています。
昨夜いっぱいで速度は500km/秒台を割り、
現在は470km/秒に下がって、やや高速という程度です。
太陽風の磁場強度は、3〜4nTと弱めの状態です。

太陽風が落ち着くにつれて、磁気圏のオーロラ活動も弱まっています。
AE指数は、300nTの小規模の変動が見られる程度です。


放射線帯の高エネルギー電子は、
もう一段強まって、20,000〜30,000に達しています。
ここまでしっかり高まったのは、昨年の8月26日以来です。

このまま太陽風が静かになると、放射線帯の減少はゆっくりになるので、
しばらく高い状態が続くと思われます。


太陽は、Bクラスの小さな活動が見られるだけで、穏やかな状態です。
黒点群はいくつかありますが、あまり活動的ではありません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。