宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:45)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 1 07:01 C1.7
00:25 C2.7
3/31 04:42 C1.9
3/30 --- ---

黒点  4/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1176 10 β C3
1178 1 α C2
1180 1 α ---
1181 1 α ---
1183 13 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:34 337 +3.9
-2 h 333 +2.8
-4 h 334 -0.7
-6 h 344 -2.0
-8 h 341 -2.2
-10 h 340 -4.7
-12 h 326 -4.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -22 8/ 16
-2 h -26 19/ 3
-4 h -28 19/ 4
-6 h -31 23/ 4
-8 h -33 20/ 4
-10 h -31 18/ 2
-12 h -29 17/ 8

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
4/ 1 0.3 2x10^1
3/31 0.4 2x10^1
3/30 0.4 1x10^2
3/29 0.3 1x10^2
3/28 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/27 08:18 M1.0の中規模フレアが発生しています。太陽風は低速で穏やかです。
2011/ 3/28 11:27 太陽に黒点が目立っています。太陽風は低速で穏やかです。
2011/ 3/29 11:15 太陽風は低速で、磁気圏も静かです。太陽のフレア活動も特にありません。
2011/ 3/30 09:59 太陽風の磁場強度が強まっています。しばらく太陽風の変化に注目してください。
2011/ 3/31 09:53 太陽風磁場は強まった状態ですが、北向きが続いているため磁気圏はとても静穏です。
最新のニュース

2011/ 4/ 1 10:45 更新
太陽風は低速で、磁気圏も概ね静穏です。太陽は小規模の活動が見られる程度です。

担当 篠原

昨日のニュースの後も、太陽風磁場の南北成分はしばらく北を向いていたのですが、
31日19時(世界時31日10時)に、急に-5nTの南向きに切り替わり、
以降、今朝まで弱い南向きが続いていました。

磁気圏のオーロラ活動を示すAE指数は、
それに合わせて、小さく変化しています。
ただ、あまり大きな活動にはなりませんでした。

日本時間の今朝、南極の昭和基地で観測されたオーロラの様子を動画で紹介します。
昨日から今日にかけてこの時間帯だけ活発になりました。
AE指数は、まだこの時間帯のデータはそろっていないようですが、
少しは変化が大きくなっているのではないでしょうか。


今後の太陽風ですが、SDO AIA193では、
太陽の中央付近に淡くコロナホールの様な陰が見える程度で、
このまま穏やかな太陽風が続きそうです。

STEREO Behindによると、東端の南極側に大きなコロナホールが広がっています。
この領域がこちら側に回ってくるまで、コロナホール起源の大きな乱れはないでしょう。


太陽は、西に傾いてきた1176黒点群で、
C2.6、C1.6と2つの小規模フレアが発生しています。
東側の黒点群たちは、おとなしい様です



いよいよ新年度が始まりました。
来週後半からは授業も始まり、ニュースの更新作業もあわただしくなります。



南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。