宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 3/31 09:53 更新 太陽風磁場は強まった状態ですが、北向きが続いているため磁気圏はとても静穏です。 担当 篠原 昨日、15nTに強まった太陽風の磁場強度(ACEの図の白線)は、 ゆっくりと弱まっていますが、依然11nTと強い状態です。 地球の磁気圏への影響度を決定する磁場の南北成分(赤線)は、 ずっと北を向いていて(プラスの方向)、 磁気圏活動はとても静かです。 例えば、昨日から今日にかけての昭和基地の全天カメラの動画を見て下さい。 初めにきれいなオーロラが出ますが、 それ以降は真っ暗な画面に、星と天の川の光が見えているだけです。 オーロラの緑や赤の光は全く現れません。 ACEのグラフでは、磁場強度の弱まり方と比べて、 南北成分は少し早めに下がっています。 このまま南向きに(マイナス側に)反転するのかどうか、 それによってこの後のオーロラの活動度が変わってきます。 注目してください。 太陽風の速度は、330km/秒と一段と低速になっています。 コロナホールの影響が現れるかどうか、もう一日くらい待ってみましょう。 太陽は、C1前後の小さなフレア活動が度々発生している程度です。 唯一Cクラスに達したフレアは、31日5時(世界時30日20時)のC1.9で、 北半球の東側に大きく見える1183黒点群で発生しています。 太陽の活動も、この程度で推移しそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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