宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 3/29 11:15 更新 太陽風は低速で、磁気圏も静かです。太陽のフレア活動も特にありません。 担当 篠原 このニュースページや情報BOXの「沖縄擾乱」の欄が真っ赤になっています。 これは、沖縄のデータエラーではなく、その横の「環電流」の予測値のエラーによるものです。 私には修正できないトラブルなので、このまま様子を見ていて下さい。 やがて復旧すると思います。 ACE衛星によると、太陽風の速度は、360km/秒から340km/秒へ少し下がりました。 磁場強度も、4nTから3nT付近と弱めの状態で、 低速の穏やかな太陽風が続いています。 磁気圏も静穏で、AE指数は小さな変化が見られる程度です。 今日はこのまま穏やかな風が続き、 明日30日か、明後日の31日頃に、昨日お知らせしたように、 CMEの影響や小さなコロナホールの影響が地球にやって来る可能性があります。 弱い乱れだと思われるので、到来も遅めになるでしょう。 31日くらいになると考えてよいかもしれません。 太陽のフレア活動も比較的穏やかです。 昨夜、28日20時半(世界時28日11時半)にC1.4の小規模フレアが 1176黒点群で発生した程度です。 黒点はあちこちにあり、 SDO AIA193の動画では小さな活動もあちこちで発生しています。 Cクラスのフレアや、Mクラスに達するようなフレアが発生する可能性はあります。 SOHOのLASCOカメラによると、太陽の北東側からCMEが発生しています。 STEREOによると、太陽の向こう側で発生した現象です。 地球への影響はありません。 ちなみに、LASCO C3の左端に見える明るい星は、木星です。 SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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