宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 3/28 11:27 更新 太陽に黒点が目立っています。太陽風は低速で穏やかです。 担当 篠原 太陽面の黒点がとてもにぎやかになっています。 今日は更に黒点群のリストが増えています。 1176〜1181群までは、可視光写真にマウスを重ねると切り替わる、 群番号付きの写真で見つけることができます。 1182群は、1177群のすぐ南側(下側)にあるそうですが、 掲載の写真ではよく分かりません。 そして、1183群は東端(左端)の北半球側から上がってきている黒点群で、 規模も大きく、活動的の様です。 この他にも、西端(右端))の南半球側に小さな黒点が見えています。 この様に、太陽全体がとてもにぎやかです。 フレア活動は、太陽の中央付近に見える大きな1176黒点群が、 27日9時(世界時27日0時)に、C3.1の小規模フレアを起こし、 これに続く太陽東側の爆発的な変動をSDO衛星AIA193の動画で見ることができます。 変動は、27日14時(世界時27日5時)頃に東端でも起きていて、 これら一連の活動によるCMEをSOHO LASCO C2、C3が観測しています。 このCMEの一部は地球方向にも飛びだしていると見られ(NOAA/SWPC)、 30〜31日頃に影響がやって来るかもしれません。 しかし、太陽風の変化は小規模でしょう. 太陽風は、速度が360km/秒にやや上がっていますが、低速の風が続いています。 磁場強度も4nTで落ち着いていて、穏やかな状態です。 磁気圏のオーロラ活動も特に変化はなく、AE指数はとても静かです。 SDO AIA193では、北半球側にとても淡く小さなコロナホールがあります。 こちらも30〜31日くらいに影響が及ぶ可能性があります. タイミングとしては、CMEの変化と重なって区別はつかなくなるかもしれません。 こちらも規模は小さいので、やって来ても影響は限定的でしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる、1176群のC3フレアを含む太陽東側の変動。 (c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SOHO LASCO C2、C3カメラによる、CMEの様子。変動が重なって、見え方も複雑です。 (c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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