宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/21 --- ---
3/20 --- ---
3/19 --- ---

黒点  3/21 (NOAA)
磁場 フレア
1173 5 β ---
1174 1 α ---
1175 11 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 365 -2.1
-2 h 358 -1.1
-4 h 364 -3.9
-6 h 369 -2.3
-8 h 384 -4.0
-10 h 361 -3.0
-12 h 368 -3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:59 -25 8/ 4
-2 h -27 6/ 7
-4 h -26 9/ 8
-6 h -25 6/ 5
-8 h -27 10/ 7
-10 h -26 9/ 7
-12 h -25 4/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
3/21 0.3 2x10^2
3/20 0.4 3x10^2
3/19 0.4 3x10^2
3/18 0.5 6x10^2
3/17 0.7 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/16 13:23 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も穏やかになりつつあります。
2011/ 3/17 11:04 C3の小規模フレアが発生し、CMEが横方向に飛び出しています。太陽風は低速です。
2011/ 3/18 10:56 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は静かになっています。
2011/ 3/19 08:54 太陽に新しい黒点群が発生しました。太陽風はやや低速で穏やかです。
2011/ 3/20 12:15 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も落ち着いています。
最新のニュース

2011/ 3/21 13:00 更新
太陽風は低速で穏やかです。明日くらいに高速風がやって来るかもしれません。

担当 篠原

太陽風は、速度340〜360km/秒と低速状態が続いています。
磁場強度は、昨夜、5nTからやや強まりましたが、
今朝からは、逆に5nTを割る程度に下がっています。

南北成分は、-4nTほどの南向きが長い時間続いています。
この影響で、AE指数は300nT程度の小規模の変動が連続的に発生しています。

太陽風は、明日まではこのまま穏やかな状態が続くでしょう。
その後、コロナホールの影響がやって来れば、
1〜2日程度速度の上昇などの乱れが発生しそうです。
コロナホールは小規模なので、特に目立った変化は来ないかもしれません。

変動がやって来た場合も短時間で終わって、
以降、再び低速の穏やかな太陽風に戻るでしょう。


太陽は、X線のグラフではBクラスの小さな変化が見られますが、
全体としては静穏です。
1175黒点群も、昨日とあまり変化はありません。

今後の注目は、東側から上がってくる活動領域でしょう。
SDO AIA193では、東端の南半球側から放射状にコロナが広がって見えます。
もうすぐこちら側に顔を出しそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。