宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 3/16 13:23 更新 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も穏やかになりつつあります。 担当 篠原 昨日の午後より、太陽風の速度は低下を始め、 半日ほどで400km/秒と平均的な速さに戻りました。 現在は380km/秒と低速気味になっています。 磁場強度は逆に、5nTから7nTへやや強まっています。 しかし、この後、太陽風が特に乱れるということはなさそうです。 磁気圏の活動はたいへん静かです。 AE指数は全く変化していません。 太陽風が静まってきたこともありますが、 ACEの図では、磁場の南北成分(赤線)が完全に北向き(プラス方向)になっています。 このため、太陽風と地球磁場とのつながりが弱くなり、 影響が及びにくくなっているためです。 太陽の活動は、だんだん落ち着いています。 昨日のニュース以降は、1169黒点群でC1〜3の小規模フレアが発生している程度です。 その1169黒点群も、西に没しつつあります。 ちょうど今、STEREOのAheadとBehindで太陽を見比べると、 とても対称的な姿をしています。 Aheadでは、明るい活動領域があちこちにあり、活発な太陽の顔が見えます。 一方、Behindでは、明るい領域は両端にかろうじて見えているだけで、 全体としてはぼんやりと光るだけの穏やかな太陽です。 現在の太陽では、黒点群などの活動的な領域は片半球に集中しています。 そして、この太陽の様子では、 地球から見える太陽の活動は、しばらく静かになりそうです。 STEREOのAhead(右)とBehind(左)で、とても対称的な太陽の姿。 (c) STEREO (NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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