宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 3/18 10:56 更新 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は静かになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、380〜400km/秒と少し上がり、 平均的な速度で安定しています。 磁場強度は、昨日のニュース以降に8〜10nTくらいまで強まりましたが、 速度に目立った変化はなく、穏やかなまま推移しています。 そして、今朝に入ると磁場強度は7nTへ少し下がっています。 まだ、やや強めの状態です。 太陽風磁場の南北成分は、ほとんどの時間帯で北を向いていました。 そのため、磁気圏は静穏で、 一時的に南向きになったところで、小規模のオーロラ活動が発生した程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の東側に北半球側から南半球側へ南北に淡いコロナホールが伸びています。 明日、中心線に達すると考えると、地球への影響は4日後の22日頃と見込めそうです。 コロナホールとしてはあまり濃いものではないので、 あまり強い影響は来ないと思われます。 それまで、太陽風は現状程度の穏やかな風が続きそうです。 太陽のフレア活動はすっかり静かになり、 NOAAの報告では、世界時の3月17日にはCクラスに達するフレアは発生しませんでした。 これは、2月22日以来のことです。 黒点は、南半球に1173黒点群が見えるだけで、 可視光写真には、ここしばらくの迫力はなくなっています。 STEREO Behindで東側に目を向けても、目立った活動領域はなく、 太陽はしばらく静かに推移しそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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