宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/18 --- ---
3/17 --- ---
3/16 22:45 C1.4
02:23 C2.9

黒点  3/18 (NOAA)
磁場 フレア
1169 2 α C4
1173 11 β ---
1174 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 384 +3.2
-2 h 376 +4.6
-4 h 409 +7.6
-6 h 414 +6.1
-8 h 393 -3.7
-10 h 415 +2.2
-12 h 419 +3.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -5 -/ 2
-2 h -5 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
3/18 0.5 6x10^2
3/17 0.7 6x10^2
3/16 0.4 5x10^2
3/15 0.4 4x10^2
3/14 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/13 09:30 1166黒点群は小規模のフレアを続けています。太陽風は高速状態です。
2011/ 3/14 13:55 500km/秒台の高速太陽風が続いています。
2011/ 3/15 10:53 M4.2の中規模フレアが発生しています。太陽風の速度が再び上昇しています。
2011/ 3/16 13:23 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も穏やかになりつつあります。
2011/ 3/17 11:04 C3の小規模フレアが発生し、CMEが横方向に飛び出しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2011/ 3/18 10:56 更新
太陽風は平均的な速度になっています。太陽は静かになっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、380〜400km/秒と少し上がり、
平均的な速度で安定しています。

磁場強度は、昨日のニュース以降に8〜10nTくらいまで強まりましたが、
速度に目立った変化はなく、穏やかなまま推移しています。
そして、今朝に入ると磁場強度は7nTへ少し下がっています。
まだ、やや強めの状態です。

太陽風磁場の南北成分は、ほとんどの時間帯で北を向いていました。
そのため、磁気圏は静穏で、
一時的に南向きになったところで、小規模のオーロラ活動が発生した程度です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
太陽の東側に北半球側から南半球側へ南北に淡いコロナホールが伸びています。
明日、中心線に達すると考えると、地球への影響は4日後の22日頃と見込めそうです。
コロナホールとしてはあまり濃いものではないので、
あまり強い影響は来ないと思われます。
それまで、太陽風は現状程度の穏やかな風が続きそうです。


太陽のフレア活動はすっかり静かになり、
NOAAの報告では、世界時の3月17日にはCクラスに達するフレアは発生しませんでした。
これは、2月22日以来のことです。

黒点は、南半球に1173黒点群が見えるだけで、
可視光写真には、ここしばらくの迫力はなくなっています。
STEREO Behindで東側に目を向けても、目立った活動領域はなく、
太陽はしばらく静かに推移しそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。