宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:30)
今日、C9.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/13 07:42 C2.2
07:18 C1.5
00:20 C9.6
3/12 21:45 C7.0
21:22 C2.3
19:14 C2.3
13:33 M1.4
3/11 20:44 C3.7
20:07 C2.1
16:22 C4.4
15:43 C3.1
13:13 C5.5
11:24 C2.8
07:32 M1.1
04:00 C4.1

黒点  3/12 (NOAA)
磁場 フレア
1166 47 βγδ M1
1169 26 βγ C2
1172 2 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:15 556 +1.8
-2 h 568 +0.6
-4 h 569 -1.8
-6 h 557 -1.4
-8 h 530 +1.5
-10 h 529 +2.7
-12 h 538 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -25 8/ 9
-2 h -30 4/ 14
-4 h -30 8/ 17
-6 h -28 -5/ 5
-8 h -28 -4/ 5
-10 h -33 -8/ 8
-12 h -37 -9/ 10

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
3/13 0.5 6x10^2
3/12 2.5 4x10^2
3/11 10.1 2x10^2
3/10 19.6 2x10^3
3/ 9 38.2 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/ 8 08:12 太陽の活動度は一段と高まり、Mクラスフレアが7回発生しています。
2011/ 3/ 9 08:56 Mクラスフレアの発生が続いています。活発な黒点群が西に没したので、少し落ち着きそうです。
2011/ 3/10 10:51 X1.5の大規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2011/ 3/11 09:45 フレアの発生が続いています。太陽風の磁場が大きく南を向き、磁気圏活動が強まっています。
2011/ 3/12 16:47 太陽のフレア活動は弱まりつつあります。太陽風の磁場が強まり、激しい磁気圏活動が発生しています。
最新のニュース

2011/ 3/13 09:30 更新
1166黒点群は小規模のフレアを続けています。太陽風は高速状態です。

担当 篠原

昨日昼のM1.3中規模フレア以降も、
1166黒点群は、C7.0、C9.6などの小規模フレアを起こしています。
全体として活動度は下がっていますが、
もうしばらく活動は続きそうです。

太陽の東端には、小さいですが、
1172黒点群が現れています。
ここでは、C1.6の小規模フレアが発生しています。


太陽風は、550km/秒と高速状態で安定しています。
磁場強度は、8nTから3nTに下がっています。

AE指数は、300nTから1000nTと小中規模の変化が発生しています。

今回の高速風は一段落つきそうですが、
続いて、太陽の南半球のコロナホールの影響が
やってきそうです。
明日以降と思われますが、
早ければ今夜あたりから始まるかもしれません。
現在の高速風と重なって、
どの様な変化になるでしょうか。


今日まで種子島に滞在しています。
今日のニュースも、簡単な報告です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。