宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 3/14 13:55 更新 500km/秒台の高速太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽のフレア活動は、だいぶ規模が小さくなってきました。 昨日のニュース以降は、 すっかり西に傾いた1166黒点群でC6.7、C6.4、C4.0、 その左の1169黒点群で、C1.7、などが発生しています。 27日周期の図のX線グラフを見ると、X線の強度が次第に下がっていることや、 それとともに発生しているフレアの規模も、 次第に小さくなっている様子が分かります。 1166黒点群は間もなく西に沈み、地球からは見えなくなります。 すると、目立った黒点群は1169群だけです。 太陽はしばらく静かになりそうです。 一方、太陽風は高速状態が続いています。 昨日、550km/秒だった太陽風の速度は、多少下がりましたが、 520km/秒と高い状態を保っています。 磁場強度は、昨日のニュースの後に5nTに高まり、 現在は更に上がって、8nTほどに強まっています。 このため、太陽風の速度はもう一段上昇する可能性もあります。 SDO AIA193の南半球のコロナホールからの影響は、強まってもよい頃です。 高速風の影響で、AE指数では1000nTに達する激しい変化が記録されています。 オーロラの活動にも注目です。 種子島から帰り、大地震に関する情報を見ることができるようになりました。 (日程や宿泊先の状況で、現地では見る機会がほとんどありませんでした) 想像をはるかに超えた災害に、たいへん驚いています。 被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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