宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:45)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
また、X1.6の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/11 07:32 M1.1
04:00 C4.1
3/10 22:41 C4.8
21:56 C4.3
18:04 C2.4
16:03 C6.3
12:49 C3.0
07:46 X1.6
07:02 C9.5
06:03 C5.1
00:41 C2.7
3/ 9 22:52 M1.7
22:15 C7.6
20:00 M1.8
19:34 C7.4
17:23 C9.5
16:26 C6.6
13:58 C7.7
12:16 C5.1
11:18 C6.5
10:52 C5.6
10:22 C3.7
08:33 C8.9
08:09 C7.8
04:52 M1.5
03:07 M4.5

黒点  3/11 (NOAA)
磁場 フレア
1166 25 βγ X2
1167 2 β ---
1169 15 βγ C5
1170 6 α C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:36 383 -6.9
-2 h 375 -5.9
-4 h 382 -5.6
-6 h 376 -9.6
-8 h 338 -6.0
-10 h 331 -4.6
-12 h 336 -3.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -56 21/ 9
-2 h -55 24/ 13
-4 h -57 22/ 25
-6 h -46 -7/ 9
-8 h -41 -4/ 11
-10 h -42 -12/ 24
-12 h -44 -13/ 15

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 3.2 4x10^1
3/11 10.1 2x10^2
3/10 19.6 2x10^3
3/ 9 38.2 2x10^3
3/ 8 50.4 1x10^4
3/ 7 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/ 6 12:25 太陽黒点の変化が活発に続いています。高速の太陽風は終わりに近づいています。
2011/ 3/ 7 08:26 太陽では、あちこちの黒点で小規模フレアが活発に発生しています。高速風は終わりました。
2011/ 3/ 8 08:12 太陽の活動度は一段と高まり、Mクラスフレアが7回発生しています。
2011/ 3/ 9 08:56 Mクラスフレアの発生が続いています。活発な黒点群が西に没したので、少し落ち着きそうです。
2011/ 3/10 10:51 X1.5の大規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
最新のニュース

2011/ 3/11 09:45 更新
フレアの発生が続いています。太陽風の磁場が大きく南を向き、磁気圏活動が強まっています。

担当 篠原

昨日朝、太陽の中央付近の1166黒点群でX1.5の大規模フレアが発生しました。
(SDO AIA193の動画を掲載します)。
その後も、規模はやや下がりますが、活発にフレアの発生が続いています。
1166黒点群は、C6.2、C4.2、C4.7とCクラス中盤のフレアを起こし、
11日7時半(世界時10日22時半)には、まだ発生の場所は不明ですが、
M1.1の中規模フレアが発生しています

SDOの可視光写真を見ると、1166黒点群は大きな姿を見せており、
今後も注意が必要でしょう。

SOHOやSTEREOの画像によると、
昨日のXフレアでは、目立ったCMEの発生はありませんでした。
太陽の中心付近だったので、発生していれば地球への影響は確実でしたが、
考えなくて良さそうです。

また、太陽放射線は、10時間後にわずかな増加が発生した程度です。


太陽風は、10日15時(世界時10日6時)に衝撃波がやって来ました、
磁場強度が5nTから12nTへ、プラズマ密度が1個/cm^3から10個/cm^3へと、
それぞれ増加する変化が見られたのですが、
速度は300km/秒から350km/秒へわずかに高まっただけでした。
8日5時のM3.7フレアによるものだとすると、
2日半で地球まで来たにしては速度が遅過ぎる印象なのですが、
もう少し様子を見た方がいいかもしれません。

磁場強度が強まるとともに、そのまま南向きも強まりました。
-5nT〜-10nTをずっと向いています。
このため、速度は遅かったものの、磁気圏への影響は大きかったようで、
AE指数では、1200nTや1500nTというたいへん大きな変動が発生しています。
Dst指数も-50nTほどの減少になっていて、弱い磁気嵐も発生しています。

現在の太陽風は、磁場強度は5〜10nTの強さで、依然南向きが続いています。
速度は若干上がって、380km/秒と平均的な速度に近付いています。
太陽風の乱れは、あまり長く続かないと思いますが、引き続き注目してください。

また、SDO AIA193を見ると、南半球の高緯度側に大きなコロナホールが見えています。
右端が太陽の中央線に達していて、3日後の14日頃から影響がやって来ると思われます。



これから種子島へ渡り、明日、明後日開催されるロケットコンテストに参加します。
現地の電波状況やコンテストの日程次第では、更新が難しくなりそうです。



昨日発生したX1.5フレアの様子。SDO AIA193による。
(c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。