宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/ 3/12 16:47 更新 太陽のフレア活動は弱まりつつあります。太陽風の磁場が強まり、激しい磁気圏活動が発生しています。 担当 篠原 太陽のフレア活動は、落ち着きつつあるようです。 昨日のニュースの後、C5.5やC4.3などの小規模フレアが発生し、 その後、半日ほど目立ったフレアは起きませんでした。 しかし、12日13時半(世界時12日4時半)に、 1166黒点群で、M1.3の中規模フレアが発生しました。 X線のグラフを見ても、活動度は下がりつつあるようですが、 まだ、1166黒点群が大きな姿を見せている間は、 注意が必要でしょう。 太陽風は、昨夜、12日0時頃(世界時11日15時)に、 乱れの第二弾がやって来ました。 速度はあまり変わりませんでしたが、 磁場強度が15nTを超えるほどの強さになったのです。 さらに、南北成分は南向きになり、 -10nTの強い南向きが長い時間続きました。 この影響で、AE指数は最大2000nTに達する、 たいへん激しい変動を記録しています。 私はリアルタイムのデータを見ることができなかったのですが、 かなり華々しいオーロラ活動が見られたのではないでしょうか。 現在の太陽風の速度は、550km/秒に高まっています。 磁場強度は弱まりかけていますが、まだ8nTほどあります。 南北成分は0nT付近に変わっていますが、 また南よりに傾向が変われば、活発なオーロラを起こすでしょう。 こちらも注目が必要です。 今日は、種子島にぃます。 こちらも津波警報が出され、 大会のスケジュールは大きく変更されています。 今日は、更新がすっかり遅くなりました。 内容も簡単な報告で申し訳ありません。 SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |