宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:25)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 6 11:03 C2.2
05:59 C2.3
3/ 5 18:02 C2.3
11:39 C1.7
10:06 C2.2
3/ 4 22:30 C1.8
10:20 C2.2
08:54 C2.2
08:20 C2.0
05:27 C2.8

黒点  3/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1164 28 βγδ C3
1165 14 β C2
1166 16 βγ ---
1167 4 β ---
1168 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:34 495 +2.4
-2 h 481 -1.0
-4 h 481 -0.1
-6 h 479 -2.5
-8 h 494 +0.8
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
3/ 6 0.4 2x10^4
3/ 5 0.4 2x10^4
3/ 4 0.4 1x10^4
3/ 3 0.4 9x10^3
3/ 2 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/ 1 10:50 1164黒点群はM1のフレアを起こし、小規模の活動を続けています。高速風も2日以内に始まりそうです。
2011/ 3/ 2 12:38 コロナホールによる高速太陽風が始まりました(700km/秒)。強い南向き磁場の影響でオーロラが活発に発生しています。
2011/ 3/ 3 13:54 600km/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラも活発です。
2011/ 3/ 4 12:03 600km/秒台の高速太陽風が続いています。1164黒点群の活動がやや強まっています。
2011/ 3/ 5 11:52 速度は下がり始めましたが、高速風は続いています。オーロラも活発です。
最新のニュース

2011/ 3/ 6 12:25 更新
太陽黒点の変化が活発に続いています。高速の太陽風は終わりに近づいています。

担当 篠原

このところ、太陽の黒点がずいぶん活動的になっています。
大きな黒点が目立つようになったこともありますが、
小さな黒点も現われたり、消えたり、大きくなったり、縮んだりと
変化が活発です。

このニュースでも毎日可視光写真を掲載していますが、
この写真だけでは、全く不足です。
SDOの可視光動画などを見ることで、
太陽の活発さをより詳しく知ることができます。

その太陽では、昨日以降、南西(右下)の1165黒点群が発達をしています。
C1〜2と小規模ですが、フレアも活発に起こしています。
X線グラフのこの1日のCクラスフレアのほとんどは、1165群で発生しています。

ただし、黒点の規模としてはそれほど大きくはないので、
活発ではあるものの、フレアの規模もこの程度なのかもしれません。

一方、大きな黒点となっている1164群(右)、1166群(左)は、
目立ったフレアを起こしていません。
このまま落ち着いてしまうのでしょうか。

それにしても、これだけにぎやかに黒点が出現すると、
黒点数のグラフがどのようになるのか、注目されます。


太陽風は、500km/秒まで速度が下がりました。
高速状態は続いていますが、終わりが近づいているようです。

SDOのAIA193では、コロナホールは見えなくなってしまいました。
これに続くコロナホールもなく、
太陽風は今後速度が下がり、穏やかな状態がしばらく続きそうです。


磁気圏のオーロラ活動もだいぶ低調になってきて、
AE指数は200〜300nTほどの小さな変動が見られるだけです。


放射線帯の高エネルギー電子は、依然高いレベルを保っています。
こちらの高まりは、長期戦となりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。