宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 3/ 6 12:25 更新 太陽黒点の変化が活発に続いています。高速の太陽風は終わりに近づいています。 担当 篠原 このところ、太陽の黒点がずいぶん活動的になっています。 大きな黒点が目立つようになったこともありますが、 小さな黒点も現われたり、消えたり、大きくなったり、縮んだりと 変化が活発です。 このニュースでも毎日可視光写真を掲載していますが、 この写真だけでは、全く不足です。 SDOの可視光動画などを見ることで、 太陽の活発さをより詳しく知ることができます。 その太陽では、昨日以降、南西(右下)の1165黒点群が発達をしています。 C1〜2と小規模ですが、フレアも活発に起こしています。 X線グラフのこの1日のCクラスフレアのほとんどは、1165群で発生しています。 ただし、黒点の規模としてはそれほど大きくはないので、 活発ではあるものの、フレアの規模もこの程度なのかもしれません。 一方、大きな黒点となっている1164群(右)、1166群(左)は、 目立ったフレアを起こしていません。 このまま落ち着いてしまうのでしょうか。 それにしても、これだけにぎやかに黒点が出現すると、 黒点数のグラフがどのようになるのか、注目されます。 太陽風は、500km/秒まで速度が下がりました。 高速状態は続いていますが、終わりが近づいているようです。 SDOのAIA193では、コロナホールは見えなくなってしまいました。 これに続くコロナホールもなく、 太陽風は今後速度が下がり、穏やかな状態がしばらく続きそうです。 磁気圏のオーロラ活動もだいぶ低調になってきて、 AE指数は200〜300nTほどの小さな変動が見られるだけです。 放射線帯の高エネルギー電子は、依然高いレベルを保っています。 こちらの高まりは、長期戦となりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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