宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:03)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 4 10:20 C2.2
08:54 C2.2
08:20 C2.0
05:27 C2.8
3/ 3 23:11 C5.4
3/ 2 --- ---

黒点  3/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1164 21 βγ C5
1165 5 β ---
1166 3 β ---
1167 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 625 +0.9
-2 h 630 -1.7
-4 h 633 +1.0
-6 h 621 -1.2
-8 h 633 -2.0
-10 h 578 -1.2
-12 h 572 -1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -22 -8/ 14
-2 h -19 -1/ 12
-4 h -20 -8/ 9
-6 h -22 4/ 15
-8 h -24 4/ 14
-10 h -23 1/ 23
-12 h -20 5/ 18

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
3/ 4 0.4 1x10^4
3/ 3 0.4 9x10^3
3/ 2 0.4 1x10^3
3/ 1 0.5 7x10^2
2/28 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 2/27 15:20 東端の1164黒点群でC4.2の小規模フレアが発生しました。
2011/ 2/28 11:20 太陽風は310km/秒の低速風です。コロナホールが太陽の中心に達しています。
2011/ 3/ 1 10:50 1164黒点群はM1のフレアを起こし、小規模の活動を続けています。高速風も2日以内に始まりそうです。
2011/ 3/ 2 12:38 コロナホールによる高速太陽風が始まりました(700km/秒)。強い南向き磁場の影響でオーロラが活発に発生しています。
2011/ 3/ 3 13:54 600km/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラも活発です。
最新のニュース

2011/ 3/ 4 12:03 更新
600km/秒台の高速太陽風が続いています。1164黒点群の活動がやや強まっています。

担当 篠原

速度の高い太陽風が続いています。
昨夜、一時的に600km/秒を割りましたが、再び上昇して、
現在は630km/秒となっています。
磁場強度は5nT前後で小幅の変化が続いています。

まだ、高速風には弱まる気配は見られません。
引き続き注意が必要です。

ただし、SDO AIA193の太陽コロナを見ると、
高速風の発生源であるコロナホールは、太陽の西の端に近付いていて、
地球への影響はそう長くは続かないと思われます。
残り2〜3日というところではないでしょうか。


オーロラの活発な活動も続いています。
AE指数には、500〜700nTの中規模の変動が連続して見られています。
極域の空はにぎやかな事になっているでしょう。


放射線帯の高エネルギー電子の量も増えたままです。
今日のグラフではいよいよ10,000の線に達しています。
しばらくレベルの高い状態が続くと思われます。


太陽は、1164黒点群が再び活発になり、
Cクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。
この様子だと、より大きな規模のフレアを起こす可能性もあり、
注目する必要があるでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。