宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 3/ 4 12:03 更新 600km/秒台の高速太陽風が続いています。1164黒点群の活動がやや強まっています。 担当 篠原 速度の高い太陽風が続いています。 昨夜、一時的に600km/秒を割りましたが、再び上昇して、 現在は630km/秒となっています。 磁場強度は5nT前後で小幅の変化が続いています。 まだ、高速風には弱まる気配は見られません。 引き続き注意が必要です。 ただし、SDO AIA193の太陽コロナを見ると、 高速風の発生源であるコロナホールは、太陽の西の端に近付いていて、 地球への影響はそう長くは続かないと思われます。 残り2〜3日というところではないでしょうか。 オーロラの活発な活動も続いています。 AE指数には、500〜700nTの中規模の変動が連続して見られています。 極域の空はにぎやかな事になっているでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子の量も増えたままです。 今日のグラフではいよいよ10,000の線に達しています。 しばらくレベルの高い状態が続くと思われます。 太陽は、1164黒点群が再び活発になり、 Cクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。 この様子だと、より大きな規模のフレアを起こす可能性もあり、 注目する必要があるでしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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