宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 2/27 15:20 更新 東端の1164黒点群でC4.2の小規模フレアが発生しました。 担当 篠原 今日の昼過ぎ、27日13時(世界時27日4時)に、 1164黒点群でC4.2の小規模フレアが発生しました。 1164群は、可視光写真の東端近くで大きく見えている黒点群です。 X線のグラフによると、Bクラスの小さな変動がずっと続いているところに、 一段大きく、Cクラスに達する活動が発生したという状況のようです。 今後も、小規模の活動が見られそうです。 太陽風は、340km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は6nTとやや強めですが、全体としては穏やかな傾向です。 磁気圏も概ね静穏で、 AE指数では前半に200nTほどの小さな変化が見られますが、 後半は全く静かです。 これは太陽風磁場の南北成分の変化が影響しています。 小規模のオーロラ活動が見られた前半は、弱いながらも南向きの磁場、 オーロラ活動が全く見られなくなった後半は、磁場は0nTから北向きに推移しています。 太陽のコロナホールは、次第に西側へ進行し、 先頭は太陽中心の南北線を越えています。 3日程度で、この細い領域からの影響が地球にやって来るでしょう。 続いて、大きなコロナホールが中心線を通過し、地球に高速の太陽風をもたらします。 今週いっぱいは、ライブカメラなどに注目です。 今日は更新が遅くなり、申し訳ありませんでした。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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