宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 2/25 15:23 更新 太陽の東の端に現われた1163黒点群で、M3.5の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽の東端から、1163黒点群が上がってきました。 その挨拶でもあるかのように、24日16時半(世界時24日7時半)に M3.5の中規模フレアが発生しました。 その様子を、真正面から見ていたSTEREO Behindの動画で紹介します。 その後も、Cクラスの小規模フレアを時々発生させています。 現時点では特に活発というほどではありませんが、しばらく注目してください。 太陽風は、速度340km/秒、磁場強度3nTと穏やかです。 磁場が北寄りの傾向にあるため、磁気圏も静穏で、 AE指数は全く変化していません。 もうしばらく、この穏やかな太陽風が続きそうです。 SDO AIA193を見ると、太陽の北東(左上)に、大きなコロナホールが姿を現しています。 明日くらいに先頭が中心線に達すると見ると、4日後の3月1日頃から、 高速風がやって来る可能性があります。 STEREO BehindのCOR2による、1163黒点群で発生したM3.2フレア。 (c) STEREO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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