宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 2/22 11:42 更新 1158黒点群は小規模フレアを起こしながら西に没していきました。 担当 篠原 1158黒点群は、没するまでフレア活動を続けました。 GOESのX線グラフを見ると、昨日のニュースの後から、 Cクラスの小規模フレアが頻発しています。 最大のフレアは、21日19時(世界時21日10時)のC7.8です。 地球からは半ば見えなくなった状態での発生なので、 本当の規模はこれより大きかった可能性があります。 そして、1158群が見えなくなるとともに、X線の変動もなくなり、 太陽は落ち着いています。 現在見えている黒点は、1161群と1162群です。 こちらの活動度は下がっているようです。 太陽風は、400km/秒を中心に350〜420km/秒の範囲で変化していて、 平均的な速度域で推移しています。 磁場強度も、5nTと平均的な強さで安定しています。 ACEのデータの最新部では、磁場強度が6nTに少し上がり、 速度も450km/秒へやや上がっています。 特に大きく変化することはないと思いますが、少し注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、昨日に続いて南寄りで推移しています。 このため、AE指数で500nTと中規模の磁気圏活動が続いています。 極域はきれいなオーロラが見えていたのではないでしょうか。 しかし、ACEの最新データを見ると、磁場の方向が北向きに切り替わっています。 今後も北向きが続くなら、磁気圏は静穏に変わります。 放射線帯高エネルギー電子の増加は、10,000には達せずに止まりました。 高めの状態が続いていますが、今後はゆっくりと減少していくでしょう。 SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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