宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:52)
昨日、C1.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/23 --- ---
2/22 00:40 C1.6
2/21 19:00 C7.9
18:00 C2.8
15:01 C4.4
14:00 C4.2
12:11 C1.9
11:13 C4.7

黒点  2/23 (NOAA)
磁場 フレア
1161 11 βγ C1
1162 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 395 -1.2
-2 h 410 -0.4
-4 h 420 +0.8
-6 h 414 +1.1
-8 h 424 +0.8
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:29 - 13/ 2
-2 h - 12/ 1
-4 h -20 12/ 1
-6 h -20 11/ 3
-8 h -20 13/ 3
-10 h -21 13/ 3
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^2
2/23 0.3 3x10^3
2/22 0.4 7x10^3
2/21 0.4 6x10^3
2/20 0.4 3x10^3
2/19 0.3 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 2/18 20:01 M6.6の中規模フレアが発生しました。1161黒点群が活動を強めているようです。
2011/ 2/19 12:20 1162黒点群が出現して、中小規模フレアを頻繁に起こしました。太陽風の乱れは続いています。
2011/ 2/20 11:18 1158黒点群は西に没しつつあります。高速風は終わり、太陽風は穏やかになりつつあります。
2011/ 2/21 08:31 太陽の活動は次第に小さくなっています。東側には大きなコロナホールが広がっています。
2011/ 2/22 11:42 1158黒点群は小規模フレアを起こしながら西に没していきました。
最新のニュース

2011/ 2/23 14:52 更新
太陽のフレア活動はほとんどなく、太陽風も穏やかです。

担当 篠原

太陽の活動はだいぶ穏やかになっています。
1161黒点群(下側)でB6.5などBクラスの小さなフレアが発生している程度です。

新しい黒点も見られず、太陽はしばらくお休みでしょうか。


太陽風は、450km/秒から400km/秒へゆっくりと下がる変化をしています。
速さとしては、平均的なレベルに下がったくらいです。
磁場強度も5nTと平均的な強さで、
太陽風は強くも弱くもない、中間的な状態です。

磁気圏のオーロラ活動も静穏ですが(AE指数)、
これは、磁場の南北成分が0nT付近で推移していることが効いているのでしょう。


太陽コロナの写真を見ると(SDO AIA193)、コロナホールなどは見られず、
太陽風は、当面穏やかに推移しそうです。

しかし、東の端には大きなコロナホールがやって来ているので、
1週間後くらいからはその影響が始まるでしょう。


放射線帯高エネルギー電子は、ゆっくりと減少しています。
ピークの高さは、もう3000程度です。



今日は更新がだいぶ遅くなりました。
学校は年度末の慌ただしい季節を迎えています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。