宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 2/24 10:00 更新 2つの黒点群が沈んで、太陽は無黒点になりそうです。太陽風は穏やかです。 担当 篠原 太陽では、1161と1162黒点群が西の端に沈みつつあります。 このまま東側から新しい黒点が上がってこなければ、 久しぶりに無黒点の太陽になりそうです。 この前に黒点が見えなくなったのは、1月27日と約1カ月前のことでした。 鹿児島で新燃岳が噴火を始めた頃です。 沈みかけの1161群で、昨夜、23日21時(世界時23日12時)に、 C1.2の小規模フレアが発生しています。 この他にBクラスの変化が数回発生している程度で、 1161群は活動としては落ち着いています。 それよりも、東端のまだ見えていない領域の方が活発に動いているようです。 太陽風は、速度が350km/秒に下がって、低速の静かな風に変わっています。 磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 放射線帯の高エネルギー電子も、1000くらいまで下がってきました。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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