宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 2/10 11:17 更新 太陽ではBクラスの小さな活動が続いています。太陽風は低速で穏やかです。 担当 篠原 太陽では、Bクラスの小さなフレア活動が続いています。 そのほとんどは、北半球の西端(右端)にある1153黒点群で発生し、 2つだけが北半球の東側(左側)の1157黒点群で起きています。 1157黒点群と、その南側(下側)の1156黒点群は、 昨日よりも黒点が増えて発達しています。 この後どの様な活動を起こすのか、その様子に注目してください。 また、1153黒点群は没してしまい、地球からは見えなくなっています。 太陽風は、昨夜のうちに350km/秒まで速度が下がりました。 磁場強度も2nTに弱まり、穏やかな太陽風となっています。 ただし、最新のデータでは、速度が370km/秒へ少し上がり、 磁場強度、プラズマの密度も少し変化しています。 大きな変化につながることはなさそうですが、少し注視して下さい。 磁気圏の活動は穏やかです。 AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193によると、南北両半球に見えるコロナホールは、 それぞれ太陽の中心線を通過し、西半球側に移りつつあります。 どちらも緯度は高めで、地球への影響は及びにくい位置です。 小規模の速度上昇がやって来る程度でしょうか。 到来するなら、2〜3日後くらいに始まりそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、少し下がって、 10,000のラインは割っています。 この後、太陽風に乱れなどが来なければ、ゆっくりと減少していきます。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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