宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:18)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内が荒れています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 6 --- ---
2/ 5 --- ---
2/ 4 --- ---

黒点  2/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1152 3 β ---
1153 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:07 570 -1.9
-2 h 575 -2.2
-4 h 553 -1.6
-6 h 572 +0.5
-8 h 585 -1.0
-10 h 588 -1.1
-12 h 600 +2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -29 -42/ 5
-2 h -28 -40/ 4
-4 h -27 -35/ 7
-6 h -28 -34/ 9
-8 h -28 -35/ 10
-10 h -27 -37/ 13
-12 h -29 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^2
2/ 6 0.4 1x10^3
2/ 5 0.4 6x10^1
2/ 4 0.4 3x10^1
2/ 3 0.4 2x10^1
2/ 2 0.4 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 2/ 1 11:41 太陽風の速度が370km/秒に回復しています。高速風の到来は明日以降になるでしょう。
2011/ 2/ 2 13:07 やや早めに高速太陽風が始まりました。激しいオーロラ活動も発生しています。
2011/ 2/ 3 11:22 太陽風の速度は350km/秒へ下がり、高速風は一旦終わりました。今後、再び上昇するでしょう。
2011/ 2/ 4 12:39 太陽風の磁場が大きく南を向いています。速度は平均ですが、ある程度磁気圏活動が強まりそうです。
2011/ 2/ 5 13:14 速度600km/秒に達する高速太陽風が始まっています。強い南向き磁場の影響で、活発な磁気圏活動が発生しています。
最新のニュース

2011/ 2/ 6 14:18 更新
高速太陽風は速度が550km/秒に下がり、弱まり始めています。太陽は静穏です。

担当 篠原

高速の太陽風が続いています。
ただし、速度はゆっくりと下がっていて、現在は550km/秒となっています。
磁場強度も3nTに弱まっていて、
高速風領域は、後半に入っているようです。

太陽風磁場の南寄りの傾向は続いていて、
AE指数で300〜500nTの小規模活動が今日まで続いています。
高速太陽風の弱まりに合わせて、磁気圏活動の規模は弱まっています。


今後は、高速風がいつまで続くかが注目点でしょう。
SDO AIA193では、コロナホールは既に西の端近くに去り、
影響の終わりは近そうです。

一方、太陽の中心部には淡いコロナホールが見えています。
明後日以降は、この領域の影響がある程度見られるかもしれません。


放射線帯高エネルギー電子は、太陽風の乱れを受けて、1000まで増加しています。
しかし、現在は太陽風の勢いも下がっていて、
高エネルギー電子の増加はこのあたりで終わりそうです。


太陽は、北半球の西側に1153黒点群、南半球の真ん中に1152黒点群と、
ふたつの黒点群が見えますが、どちらも小さく、フレア活動はありません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。