宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 2/ 6 14:18 更新 高速太陽風は速度が550km/秒に下がり、弱まり始めています。太陽は静穏です。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 ただし、速度はゆっくりと下がっていて、現在は550km/秒となっています。 磁場強度も3nTに弱まっていて、 高速風領域は、後半に入っているようです。 太陽風磁場の南寄りの傾向は続いていて、 AE指数で300〜500nTの小規模活動が今日まで続いています。 高速太陽風の弱まりに合わせて、磁気圏活動の規模は弱まっています。 今後は、高速風がいつまで続くかが注目点でしょう。 SDO AIA193では、コロナホールは既に西の端近くに去り、 影響の終わりは近そうです。 一方、太陽の中心部には淡いコロナホールが見えています。 明後日以降は、この領域の影響がある程度見られるかもしれません。 放射線帯高エネルギー電子は、太陽風の乱れを受けて、1000まで増加しています。 しかし、現在は太陽風の勢いも下がっていて、 高エネルギー電子の増加はこのあたりで終わりそうです。 太陽は、北半球の西側に1153黒点群、南半球の真ん中に1152黒点群と、 ふたつの黒点群が見えますが、どちらも小さく、フレア活動はありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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