宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 4 --- ---
2/ 3 --- ---
2/ 2 --- ---

黒点  2/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1150 6 β ---
1152 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 380 -6.1
-2 h 318 -0.4
-4 h 315 -0.7
-6 h 323 -0.3
-8 h 334 -0.6
-10 h 332 -0.6
-12 h 342 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -14 -14/ 5
-2 h -14 -18/ 11
-4 h -14 -25/ 2
-6 h -15 -23/ 4
-8 h -14 -21/ 4
-10 h -14 -24/ 4
-12 h -14 -27/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
2/ 4 0.4 2x10^1
2/ 3 0.4 2x10^1
2/ 2 0.4 2x10^1
2/ 1 0.4 3x10^1
1/31 0.3 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 1/30 11:19 太陽風は低速状態が続いています。太陽はコロナホールが大きく広がっています。
2011/ 1/31 11:25 太陽風は速度が遅く、磁気圏も静穏です。コロナホールが中心に達しています。
2011/ 2/ 1 11:41 太陽風の速度が370km/秒に回復しています。高速風の到来は明日以降になるでしょう。
2011/ 2/ 2 13:07 やや早めに高速太陽風が始まりました。激しいオーロラ活動も発生しています。
2011/ 2/ 3 11:22 太陽風の速度は350km/秒へ下がり、高速風は一旦終わりました。今後、再び上昇するでしょう。
最新のニュース

2011/ 2/ 4 12:39 更新
太陽風の磁場が大きく南を向いています。速度は平均ですが、ある程度磁気圏活動が強まりそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は、今日の午前中いっぱい下がり続け、
4日10時(世界時4日1時)に、320km/秒まで下がっています。

そこから、急に磁場強度の強まりと、速度の上昇が発生しています。
磁場強度は、2nTから7nTへ、速度は320km/秒から380km/秒へ、
振れ幅としてはどちらもそれほどの大きさではありませんが、急な変化が到来しています。

これは、日本時間で31日の朝に発生したCME(太陽ガスの放出現象)が
原因となっている可能性があります。
現在の速度であれば、到来までに4日を過ぎる程度というのは十分考えられる時間差です。

一方、そう考えると、コロナホールの影響はだいぶ遅れていることになります。
広がりから見て、地球へ影響が及ぶのは確実だと思ったのですが、
引き続きACEの変化に注目してください。


現在進行している、太陽風の変動では、
磁場が-7nTと南向きに強まっています。
速度は平均レベルですが、磁場の影響でこれからオーロラ活動が強まる可能性があります。
小規模の磁気嵐も発生するかもしれません。

今後のライブカメラに注目してください。


太陽は、右側の1150黒点群が小さくなって、
左側の1152黒点群が少し大きくなっています。
どちらも活動度は低く、Bクラスの小さなフレアが見られている程度です。

SDO AIA304によると、4日4時(世界時3日19時)頃に、
太陽の北東部でフィラメントの噴出が発生しています。
CMEを発生させている可能性があります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。