宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 2/ 4 12:39 更新 太陽風の磁場が大きく南を向いています。速度は平均ですが、ある程度磁気圏活動が強まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、今日の午前中いっぱい下がり続け、 4日10時(世界時4日1時)に、320km/秒まで下がっています。 そこから、急に磁場強度の強まりと、速度の上昇が発生しています。 磁場強度は、2nTから7nTへ、速度は320km/秒から380km/秒へ、 振れ幅としてはどちらもそれほどの大きさではありませんが、急な変化が到来しています。 これは、日本時間で31日の朝に発生したCME(太陽ガスの放出現象)が 原因となっている可能性があります。 現在の速度であれば、到来までに4日を過ぎる程度というのは十分考えられる時間差です。 一方、そう考えると、コロナホールの影響はだいぶ遅れていることになります。 広がりから見て、地球へ影響が及ぶのは確実だと思ったのですが、 引き続きACEの変化に注目してください。 現在進行している、太陽風の変動では、 磁場が-7nTと南向きに強まっています。 速度は平均レベルですが、磁場の影響でこれからオーロラ活動が強まる可能性があります。 小規模の磁気嵐も発生するかもしれません。 今後のライブカメラに注目してください。 太陽は、右側の1150黒点群が小さくなって、 左側の1152黒点群が少し大きくなっています。 どちらも活動度は低く、Bクラスの小さなフレアが見られている程度です。 SDO AIA304によると、4日4時(世界時3日19時)頃に、 太陽の北東部でフィラメントの噴出が発生しています。 CMEを発生させている可能性があります。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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