宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 1/26 13:09 更新 太陽風は一段と低速風になっています。太陽も特に活動はありません。 担当 篠原 太陽風は、速度が320km/秒へ下がり、一段と低速に変わっています。 強まっていた磁場強度も、5nTと平均的な強さに戻りました。 このまま穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽風磁場の強度は下がってきましたが、 南北成分はずっと南向きを保っています。 このため、AE指数はずっと小規模の変動が続いています。 南向きの振幅は-3nT程度で、速度も遅くなっているため、 磁気圏への影響は限定的です。 太陽コロナは、全体的にぼんやりと光っています。 小さなコロナホールが2つほど見られますが、 緯度も高めで、目立った影響はなさそうです。 今後も低速の太陽風が続くでしょう。 しかし、東の端にはSTEREO Behindで見えていた大きなコロナホールが 既に姿を現している様です。 SDOの写真で見え始めるのは、もう少し先ですが、 コロナホールの広がりに注目してください。 1149黒点群は、だいぶ落ち着いています。 X線データでは、Bクラスの小さなフレアが今朝発生した程度です。 1149黒点群は没するのも間近で、太陽の活動も静かなままでしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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