宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/ 1/21 11:31 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。これから低速の太陽風が続きそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、420km/秒と平均的な状態に戻り、 そこで安定しています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱めです。 高速風の続く領域を抜け出し、静かな太陽風に変わりつつあるようです。 太陽風磁場の南北成分は、振れ幅は小さいものの南寄りの傾向が続き、 磁気圏では、小さな規模のオーロラ活動が発生していました。 しかし、月が満月付近なので、観望には厳しそうです。 27日周期の図で、前周期の太陽風を見ると、 1月3日までずっと速度が低く、穏やかです。 このときは、1月6日まで低速風は続きました。 この様子を参考にすると、これから10日以上は静かな太陽風、磁気圏となりそうです。 太陽コロナの写真にも、コロナホールは見られません。 太陽は、1148黒点群が西の端に近付き、 1147黒点群が北側の中心付近に目立つだけです。 X線ではBクラスの小さな変動が発生していますが、 これ以上特に大きくなることはなさそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |