宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 1/22 11:10 更新 1149黒点群が発生し、Cクラスの小規模フレアを多発しています。 担当 篠原 太陽の中ほどの1147黒点群のすぐ下に、1149黒点群が新しく出現しました。 新しい群らしく、活動も活発で、 21日13時(世界時21日4時)にC3.3、22日2時(世界時21日17時)にC2.2、 その他にC1を複数回など、小規模フレアを多数発生させています。 GOESのX線グラフは背景の強度が急に盛り上がり、 そこに激しくフレアの変動が乗っています。 この黒点群は更に規模が大きくなって、 Mクラスの中規模フレアなどを起こすかもしれません。 今後の変化に注目してください。 太陽風は、速度400km/秒と平均的な速度で安定しています。 磁場強度も、4〜3nTとやや弱めで推移しています。 ACEのデータを見ると、 21日23時(世界時21日14時)に、プラズマの密度が急に増加して興味深いです。 ただし、目立った変化をしているのは、このグラフだけで、 これだけでは様子がよく分かりません。 磁気圏では、太陽風磁場の南向きに対応して、 小規模のオーロラ活動が発生していますが、概ね穏やかです。 今後も太陽風、磁気圏は穏やかに推移すると思われます。 SDOの可視光写真による、1147、1149黒点群の変化。 (c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星による1147、1149黒点群付近のコロナの変化。 (c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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