宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/18 --- ---
1/17 --- ---
1/16 --- ---

黒点  1/18 (NOAA)
磁場 フレア
1147 12 β ---
1148 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 434 -1.5
-2 h 433 -1.2
-4 h 450 -0.2
-6 h 450 +0.0
-8 h 467 -0.1
-10 h 487 +0.5
-12 h 508 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -11 -17/ 20
-2 h -13 -28/ 7
-4 h -12 -22/ 3
-6 h -12 -20/ 2
-8 h -11 -19/ 6
-10 h -12 -22/ 4
-12 h -13 -22/ 8

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
1/18 0.3 6x10^2
1/17 0.4 2x10^3
1/16 0.4 2x10^3
1/15 0.4 7x10^2
1/14 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 1/13 13:00 500km/秒近くの高速風が続いています。このまま続きそうです。
2011/ 1/14 12:07 太陽風の速度が550km/秒に上昇しています。C1のフレアが発生しています。
2011/ 1/15 14:01 太陽風の速度は460km/秒に下がり、高速風は終わりに近づいているのかもしれません。
2011/ 1/16 12:06 太陽風の速度は下がり始め、オーロラ活動も弱まっています。新しい黒点群が上がって来ました。
2011/ 1/17 09:39 太陽風の速度は再び上がっています(480km/秒)。コロナホールの影響が及んでいるのかもしれません。
最新のニュース

2011/ 1/18 12:08 更新
1月7日から始まった高速風の期間は終わりつつあるようです。

担当 篠原

太陽風は、昨日いっぱい500km/秒付近の高速状態を保ちました。
そして、今日に入った頃からゆっくりと下がり始め、
現在は440km/秒とやや高速という程度に下がっています。

コロナホールの強い影響は、これで一段落なのかもしれません。
高速の太陽風は1月7日に始まり、11日間にわたって続いています。

ただし、この後、赤道付近の淡いコロナホールの影響が見られれば、
400km/秒台中盤程度のやや高速の風がもうしばらく続くかもしれません。
それでも、終わりが多少延びるだけで、
これから太陽風は穏やかな状態がしばらく続くことになります。


磁気圏のオーロラ活動は穏やかです。
AE指数のグラフはやや太くなっていますが、
これは変動ではなく、データの問題の様です。
実際には小さな変化が発生しているだけだと思います。

速度が下がってきたことから、今後のオーロラ活動も穏やかに推移しそうです。


太陽では、南西(右下)に1148黒点群が出現しています。
この後の発達に注目してください。

SDO衛星による1147黒点群の拡大写真を、可視光とコロナについて2枚掲載します。
見比べると、左側の小さな黒点が集まっている領域に、コロナの明るい光が集中しています。
SDO AIA193の動画を見ると、1147黒点群は小さな活動を続けていますが、
それはこの写真の左側の領域の様です。



SDO衛星による1147黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星による1147黒点群付近のコロナの様子。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。