宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/16 --- ---
1/15 --- ---
1/14 10:52 C1.7

黒点  1/16 (NOAA)
磁場 フレア
1147 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 442 -0.1
-2 h 463 -0.3
-4 h 484 +0.4
-6 h 490 -0.1
-8 h 503 +0.8
-10 h 508 +0.3
-12 h 509 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -12 -14/ 13
-2 h -12 -21/ 5
-4 h -14 -22/ 3
-6 h -13 -24/ 3
-8 h -14 -23/ 2
-10 h -14 -27/ 9
-12 h -18 -26/ 9

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^2
1/16 0.3 8x10^2
1/15 0.4 7x10^2
1/14 0.3 3x10^3
1/13 0.4 4x10^3
1/12 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 1/11 12:05 高速太陽風は終わりつつあります。明後日以降、次の高速風が始まりそうです。
2011/ 1/12 13:07 太陽風は400km/秒台後半の高めの速度を保っています。オーロラの活動も続いています。
2011/ 1/13 13:00 500km/秒近くの高速風が続いています。このまま続きそうです。
2011/ 1/14 12:07 太陽風の速度が550km/秒に上昇しています。C1のフレアが発生しています。
2011/ 1/15 14:01 太陽風の速度は460km/秒に下がり、高速風は終わりに近づいているのかもしれません。
最新のニュース

2011/ 1/16 12:06 更新
太陽風の速度は下がり始め、オーロラ活動も弱まっています。新しい黒点群が上がって来ました。

担当 篠原

昨日から今日にかけて、太陽風の速度は460〜500km/秒の間で推移しています。
磁場強度は6nT近くから4nTに下がっていて、
高速太陽風の勢いは弱まって来ています。

現在の速度は440km/秒まで下がり、このまま更に下がって行くかもしれません。

磁気圏のオーロラ活動も、だいぶ小さくなって来ました。
AE指数のグラフでは、400nTほどの変化がひとつ見られる程度で、
その他の時間帯は目立った変化はありません。


SDO衛星のAIA193によると、南半球のコロナホールは西側へ回り、
明日、明後日くらいから影響が見られるかもしれません。
高緯度領域に広がっているため、変化は限定的になるだろうと思います。

また、太陽の中心部にも淡くコロナホールの影が見えています。
こちらは位置は良いのですが、規模が小さく、
こちらの影響も、やって来ても小さいものとなるでしょう。

これらの要因で、もう3〜4日程度は太陽風に変化が続くかもしれませんが、
それ以降は低速の穏やかな風になるでしょう。


太陽の東端から、新しい黒点が上がって来ました。
1147黒点群と番号が付けられています。
この数日、太陽の向こう側でフレアやCMEを起こしていた活動領域です。
SDOの写真をよく見ると、まだ全体像が見えている訳ではないようです。

この活動領域は、昨日から今日にかけてもBクラスの小さなフレアを起こしています。
こちら側に回って来た今後の活動に注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。