宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 9 --- ---
1/ 8 --- ---
1/ 7 --- ---

黒点  1/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1139 1 α ---
1140 4 β ---
1142 3 β ---
1143 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 580 +0.5
-2 h 602 +0.6
-4 h 624 +0.8
-6 h 612 -1.1
-8 h 637 +0.3
-10 h 622 -1.3
-12 h 640 +2.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -14 -19/ 10
-2 h -15 -24/ 9
-4 h -18 -32/ 7
-6 h -18 -27/ 10
-8 h -19 -25/ 13
-10 h -17 -25/ 18
-12 h -17 -30/ 11

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
1/ 9 0.4 3x10^3
1/ 8 0.3 8x10^2
1/ 7 0.5 2x10^1
1/ 6 0.5 1x10^1
1/ 5 0.5 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 1/ 4 09:32 太陽風の速度がやや上がり、小規模のオーロラも発生しています。
2011/ 1/ 5 10:32 太陽風磁場が弱く南を向き、小規模のオーロラが続きました。高速風の到来が近づいています。
2011/ 1/ 6 11:05 穏やかな太陽風(360km/秒)が続いています。今後、高速の太陽風が到来すると思われます。
2011/ 1/ 7 12:01 高速太陽風が始まりました。強い南向き磁場の影響で、オーロラ活動が強まっています。
2011/ 1/ 8 12:59 高速風は、600km/秒台に上がっています。そろそろ後半に入りそうです。
最新のニュース

2011/ 1/ 9 12:20 更新
高速の太陽風は後半に入ったようです。これから次第に速度が下がっていくでしょう。

担当 篠原

太陽風は、今朝まで600km/秒台の高い速度を保ちました。
磁場強度も、昨日いっぱいは5nTを保ち、
これらの影響で、活発なオーロラ活動も発生しています。
AE指数のグラフでは、最大で800nTや500nTに達する中規模の磁気圏活動が発生しています。


日本時間で7日の早朝に始まった今回の高速太陽風は、
2日を経過してそろそろ後半に入った様です。
太陽風の磁場強度は、今日に入った頃から低下の兆しが見え、
現在は4nTへと少し下がっています。
速度も、途中途切れていますが、最新の値は560〜580km/秒になっています。

SOHO EIT195では、西半球のコロナホールは、
次第に西の端に近付き、そろそろ地球への影響は終わりそうです。
これから2〜3日ほどかけて、太陽風は穏やかな状態に戻るでしょう。

その後、今度はEIT195の太陽の東側に見えるコロナホールの影響がやって来るでしょう。
明日か明後日くらいに先頭が中心線に達すると見ると、
地球への影響は、4〜5日後以降と見込めます。


今回の高速風の影響で、放射線帯の高エネルギー電子が久しぶりに増加しています。
27日周期の図で、前周期の12月15日に増加が発生していますが、これ以来の増加です。
今のところは、最大で3000に達したくらいで、
10000の警戒ラインに達するかどうかは分かりません。
太陽風に勢いがなくなっているので、これから特に大きく増加することはなさそうです。
明日の変化に注目してください。


太陽は穏やかです。
X線はほとんど変化していません。

可視光写真では、南半球の中央部に1143黒点群が見えていますが、
その右手に小さな黒点が発生しています。
NOAAの番号は付けられていないようです。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。