宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 1/ 6 11:05 更新 穏やかな太陽風(360km/秒)が続いています。今後、高速の太陽風が到来すると思われます。 担当 篠原 太陽風は、一昨日よりも少し速度を下げ、 360km/秒付近で安定しています。 磁場強度も2〜4nTとやや弱く、穏やかな太陽風が続いています。 細かく見ると、プラズマの密度が1個/cm^3から10個/cm^3へ急に増加したり (ACEの図の中央付近で橙色線のグラフが増加している)、 セクターの境界が来て、磁場の大まかな方向が切り替わるなどしていますが (ACEの図の後半で、水色線のグラフの値が大きく動いている)、 太陽風の速度に特に変化は起きていません。 SOHO EIT195を見ると、コロナホールは大きく西側に迫り出し、 そろそろ高速の太陽風が始まっても良い頃です。 今日から明日にかけて、変化が始まると思われるので、 ACEのデータや、極域のライブカメラなどに注目してください。 現在のオーロラ活動は、基本的に穏やかです。 太陽風の磁場が弱い南向きになると、小規模の変動が発生しています。 太陽のフレア活動は、落ち着いています。 小さな活動を起こしていた1141群と1142群はどちらも弱まっているようで、 X線に変化はほとんど発生しなくなっています。 SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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