宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/ 1/ 8 12:59 更新 高速風は、600km/秒台に上がっています。そろそろ後半に入りそうです。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 太陽風の速度はもう一段上昇して、 昨日の550km/秒から、現在は620km/秒へ上がっています。 磁場強度は、5nT付近を保っていて、 高速風の領域としては、まだ中盤にある様です。 オーロラの活動も続いています。 太陽風磁場の南向きは小幅にしか振れていないため、 大きな活動にはなっていませんが、 AE指数で300〜500nTの小規模変動が、頻繁に発生しています。 今日は、SDO衛星のAIA193を掲載しています。 コロナホールはだいぶ西側に移動し、そろそろ影響も後半に入りそうです。 今後、磁場強度が弱まり、速度も低下を始めるでしょう。 そして、2〜3日後には平均的な速度に戻るのではないでしょうか。 その後ですが、AIA193の太陽の東側(左側)を見ると、 次のコロナホールが姿を現しています。 1週間後くらいに、この領域の影響がやって来るのではないかと思われます。 太陽では、南側に新しい黒点群が発生しています。 1143黒点群です。 4,5日前の1142黒点群を見ているような現れ方です。 X線グラフでは、B5の小さなフレアが単発で発生していますが、 その他は特に変動もなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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