宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:04)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏内が荒れています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 8 --- ---
10/ 7 --- ---
10/ 6 --- ---

黒点 10/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 328 -4.2
-2 h 317 -4.5
-4 h 310 -3.3
-6 h 299 -0.5
-8 h 295 -0.2
-10 h 289 -0.5
-12 h 296 -2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -23 -42/ 18
-2 h -18 -21/ 10
-4 h -13 -16/ 3
-6 h -15 -13/ 3
-8 h -17 -15/ 8
-10 h -18 -22/ 13
-12 h -19 -36/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
10/ 8 0.4 6x10^1
10/ 7 0.4 3x10^1
10/ 6 0.4 6x10^1
10/ 5 0.3 3x10^2
10/ 4 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/10/ 3 12:12 太陽風はとても遅くなり、オーロラ活動も静穏です。
2010/10/ 4 12:56 低速の太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
2010/10/ 5 11:36 とても遅い太陽風が続いています。コロナホールの弱い影響が来ているかもしれません。
2010/10/ 6 12:02 300km/秒台前半の低速風が続いています。磁場の影響で、オーロラがやや活発化しました。
2010/10/ 7 13:08 太陽風は低速ですが、南向き磁場によりオーロラが活発化しました。CMEが発生しています。
最新のニュース

2010/10/ 8 12:04 更新
SDO衛星で部分日食が見えました。太陽風は低速状態が続いています。

担当 篠原

太陽観測で大活躍のSDO衛星で、昨日、部分日食が発生したようです。
掲載の2枚の写真を見て下さい。
日本時間で昨夜、7日21時頃のAIA304とAIA193の太陽写真です。
どちらの写真にも、右上に太陽と同じくらいの大きさの黒い円が写っています。
ちょうど新月であることから考えて、月が重なって見えたのだと思います。

SDO衛星は、静止衛星と同じ高度36000km(地球の中心から42,000km)
の軌道を回っています(参考)。
ずいぶん離れていますが、月の軌道(約38万km)よりもずっと内側です。
このため、うまく重なると日食が発生する様です。
また、静止衛星のGOES衛星も同様に日食が発生します(その時の記事)。
一方、SOHO衛星やSTEREO衛星は、地球や月から遠く離れた場所で太陽を見ているので、
月による日食が起きることはありません。


太陽風は、320km/秒と低速状態で安定しています。
磁場強度も5nTから2nTへ下がり、そして現在は6nTと、こちらも穏やかな変化です。

ただ、磁場の南北成分が南向きになる時間帯が目立つようになり、
その影響で、オーロラの活動がある程度発生しています。
速度が遅いので、小規模に留まっていますが、
AE指数で300nT程度の変化が数回発生しています。

アラスカのライブカメラには、いいタイミングだった様で、
昨夜もきれいなオーロラを楽しむことができました。
上に書いたように、新月を迎えているということも好条件のひとつです。

南極の昭和基地のオーロラの写真を掲載します。
こちらは観測シーズンの最終盤にかかっています。


結局、この数日間の太陽風速度には、コロナホールの影響は見られませんでした。
磁場の強まりがある程度見られた程度です。

その期間も終わり、この後もしばらく低速の太陽風が続きそうです。


太陽は、無黒点のままです。
X線にも目立った変化はなく、太陽活動は静穏です。

SOHO EIT195を見ると、東の端に明るい領域が見えます。
今後、地球側に回ってくることになりますが、黒点を含む規模となっているでしょうか。



SDO AIA304による、部分日食の様子。
(c) SDO (NASA)


SDO AIA304による、部分日食の様子。
(c) SDO (NASA)


南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所


SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。