宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/10/ 4 12:56 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、300km/秒と低速状態で安定しています。 磁場強度も、図では変化しているように見えますが、 2nTから4nTの間を上下しているだけで、弱めの状態が続いています。 今のところ、太陽風にコロナホールの影響はなく、 穏やかに推移しています。 磁気圏の活動も静かです。 オーロラの活動度を示すAE指数は、ほとんど変化していません。 SDO AIA193を見ると、コロナホールは西側の端に近づき、 影響はいつやって来てもいいタイミングです。 27日周期の図では、前周期の変化も、 今日以降により目立った変化が発生しています。 これから3日くらいは注目してください。 太陽のフレア活動も穏やかです。 Bクラスの小さな変化は見られますが、1109黒点群はもうすぐ西に没し、 1111黒点群も小さく見えているだけです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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