宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:02)
昨日、C2.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内が荒れています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 6 --- ---
10/ 5 01:22 C2.4
10/ 4 --- ---

黒点 10/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 328 +3.6
-2 h 335 +3.0
-4 h 348 -0.5
-6 h 329 +2.8
-8 h 322 +1.2
-10 h 317 -0.6
-12 h 295 -2.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -12 -41/ 9
-2 h -14 -30/ 11
-4 h -13 -22/ 5
-6 h -15 -16/ 4
-8 h -17 -18/ 8
-10 h -19 -27/ 4
-12 h -20 -27/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
10/ 6 0.4 6x10^1
10/ 5 0.3 3x10^2
10/ 4 0.4 2x10^2
10/ 3 0.4 2x10^2
10/ 2 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/10/ 1 09:00 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も概ね静穏です。
2010/10/ 2 11:26 穏やかな太陽風が続き、オーロラ活動は低調です。太陽も静かです。
2010/10/ 3 12:12 太陽風はとても遅くなり、オーロラ活動も静穏です。
2010/10/ 4 12:56 低速の太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
2010/10/ 5 11:36 とても遅い太陽風が続いています。コロナホールの弱い影響が来ているかもしれません。
最新のニュース

2010/10/ 6 12:02 更新
300km/秒台前半の低速風が続いています。磁場の影響で、オーロラがやや活発化しました。

担当 篠原

昨日のニュースで見られた、太陽風磁場の強まりは、
そのまま現在まで続き、6nTを保っています。

一方、速度は、300kmから330km/秒とわずかに上がった程度で、
コロナホールの影響は、速度に反映されるほどの規模にはなりませんでした。

その中で、昨日の午後より深夜にかけて太陽風磁場の南北成分が南寄りに傾向を変え、
その影響でAE指数300〜500nTの小規模のオーロラ活動が発生しています。

ちょうどアラスカのライブカメラの見ごろの時間帯で、
太陽風やAE指数のグラフで受ける印象以上に活発なオーロラを見ることができました。

日付が今日に変わった頃から、磁場は再び北向きに変わり、
それとともにオーロラもおとなしくなりました。

今後も、磁場の南北成分が急に南寄りに変わると、同様の活発な活動を期待できます。
27日周期の図によると、磁場の強まりはもう2日程度は続いてもよさそうです。
ライブカメラにも注目してください。


太陽は、1111黒点群も消えて、無黒点になっているようです。

1109群、1111群では、Bクラスの小さなフレアを度々起こしています。
しかし、1109群は太陽の向こう側へ、1111群は消えてしまいで、
穏やかな状態は続きそうです。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。