宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/10/ 7 13:08 更新 太陽風は低速ですが、南向き磁場によりオーロラが活発化しました。CMEが発生しています。 担当 篠原 昨日は、太陽風磁場が半日にわたって-5nTほどの南向きになりました。 太陽風の速度は320km/秒と低速だったのですが、 南向き磁場の影響で、やや活発なオーロラ活動が発生しました。 AE指数では、300nTから700nTに達する中小規模の変化が観測されています。 アラスカのライブカメラにとって、好適な時間帯だったため、 きれいなオーロラを楽しむことができました。 現在の太陽風は、速度は320km/秒と低速のままです。 磁場強度は、5nTと平均的なレベルですが、昨日よりはやや弱まっています。 磁場の南北成分は、0nT付近を変化しています。 このため、現在のオーロラ活動は静穏です。 昨日、太陽の北東部でフィラメントの噴出が発生した様です。 その影響でCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。 SOHOのLASCO C3と、STEREO AheadのCOR2による動画を掲載します。 SOHOでは、太陽の上半分を包むように淡いガスが広がっていますが、 STEREO Aheadでは、地球のある左側に向かって激しくガスが飛び出しています。 この様子から、CMEの影響は地球へやって来る可能性があります。 フレアではないため、速度はそれほど高くないだろうと思います。 4日後くらいと考えて、10月10日前後に太陽風に乱れが発生するかもしれません。 磁場の強まりがやって来ると、大きく南向きになって、 磁気嵐など活発な変化を発生させる可能性があります。 太陽は無黒点です。 X線の変化も特になく、太陽は穏やかです。 SOHO LASCO C3カメラ。右上に向かって、CMEのガスが広がっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) STEREO Aheadによる、CMEの噴出の様子。左が地球の方向。 (c) STEREO (NASA) SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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