宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 9/23 14:40 更新 低速の太陽風が続いています。高速風の到来は、かなり遅れています。 担当 篠原 トラブル発生のため、10分ごとの最新情報の更新ができなくなっています。 日曜日までは、ニュース記事のみ1日1回更新します。 ご不便をおかけして、申し訳ありません。 昨日のニュースより、1日半近く経過しましたが、 依然、太陽風は350km/秒と低速の状態が続いています。 27日周期の図を参照すると、前周期の変動から既に3日も経過しています。 かなり遅れている印象です。 ACEの最新データを見ると、プラズマの密度が20個/cm^3へ増加しています。 今度こそ、高速風の兆しかもしれません。 磁場強度は、5〜8nT付近を変動していますが、 まだ、はっきりとした強まりには見えません。 今後、しっかりと強まってくるようだと、いよいよ速度も上昇を始めるでしょう。 SOHO EIT195を見ると、コロナホールは既にかなり西側へ移動しています。 この様に、遅れ気味に影響がやって来るとすると、 高速風の規模は前周期よりも一段弱まったものになる可能性があります。 前周期は、700km/秒に近い高速風がやって来ましたが、 今回は、そこまでの勢いはない様に思います。 引き続き、ACEの変化に注目してください。 磁気圏のオーロラ活動は、現在はたいへん静かです。 AE指数は全く変化していません。 太陽では、北東(左上)の1109黒点群が、B8.5の小さなフレアを起こしています。 目立った活動はこの程度で、太陽は穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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