宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 9/18 09:29 更新 太陽風は、やや高速です。1108黒点群が大きな姿を現しました。 担当 篠原 太陽風は、500km/sから460km/sと、やや高速の状態が続いています。 磁場強度も、5nTと平均的なレベルを保っています。 速度の高まりは、もうしばらく続くのかもしれません。 AE指数の図は、前半に500nTの活動が続き、 後半は小さくなっています。 これは、太陽風の磁場の向きが、南寄りから北寄りに変わったためです。 まだ、太陽風の速度は高めなので、 再び南寄りに変われば、小規模ですがオーロラは発生し易い状態です。 27日周期の図では、前周期の高速風が近づいて来ました。 しかし、SOHO EIT195では、 コロナホールはまだ太陽の中心に達していません。 今回の高速風の到来は、 もう4日程度先になりそうです。 太陽で昨日発生したC1の小規模フレアは、 東端に現れた1108黒点群で発生したものでした。 1108黒点群は、今日の可視光写真ではとても大きな姿を見せています。 しかし、活動度はそれほど高くないようで、 X線のグラフは、Bクラスの小さな変化がいくつか見られているだけです。 ただし、規模は大きいので、もうしばらく注目して下さい。 SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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