宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:29)
昨日、C1.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/18 --- ---
9/17 10:18 C1.3
9/16 --- ---

黒点  9/17 (NOAA)
磁場 フレア
1106 21 β ---
1108 5 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:15 450 -1.2
-2 h 469 +1.9
-4 h 469 +0.3
-6 h 473 -0.5
-8 h 462 -0.2
-10 h 477 +1.0
-12 h 488 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -17 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
9/18 0.4 5x10^1
9/17 0.4 6x10^1
9/16 0.4 2x10^1
9/15 0.4 5x10^1
9/14 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 9/13 10:37 太陽風は300km/秒の低速状態です。太陽活動も穏やかです。
2010/ 9/14 10:27 太陽風は低速で、磁気圏も静かです。太陽も静穏です。
2010/ 9/15 10:17 太陽風磁場が強まり、速度は400km/秒に上がっています。オーロラ活動がやや活発化しています。
2010/ 9/16 11:53 太陽風は低速風に戻りました。磁気圏は静かです。
2010/ 9/17 10:47 太陽風の速度は500km/秒近くまで高まっています。太陽では、C1フレアが発生しています。
最新のニュース

2010/ 9/18 09:29 更新
太陽風は、やや高速です。1108黒点群が大きな姿を現しました。

担当 篠原

太陽風は、500km/sから460km/sと、やや高速の状態が続いています。
磁場強度も、5nTと平均的なレベルを保っています。
速度の高まりは、もうしばらく続くのかもしれません。

AE指数の図は、前半に500nTの活動が続き、
後半は小さくなっています。
これは、太陽風の磁場の向きが、南寄りから北寄りに変わったためです。

まだ、太陽風の速度は高めなので、
再び南寄りに変われば、小規模ですがオーロラは発生し易い状態です。


27日周期の図では、前周期の高速風が近づいて来ました。
しかし、SOHO EIT195では、
コロナホールはまだ太陽の中心に達していません。
今回の高速風の到来は、
もう4日程度先になりそうです。


太陽で昨日発生したC1の小規模フレアは、
東端に現れた1108黒点群で発生したものでした。
1108黒点群は、今日の可視光写真ではとても大きな姿を見せています。

しかし、活動度はそれほど高くないようで、
X線のグラフは、Bクラスの小さな変化がいくつか見られているだけです。
ただし、規模は大きいので、もうしばらく注目して下さい。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。