宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2010/ 9/20 12:10 更新 太陽風は320km/秒まで低速になっています。太陽の活動も穏やかです。 担当 篠原 今日は、SDOによる素晴らしい太陽の映像を紹介しましょう。 1枚目に掲載している動画は、18日から19日の2日間にわたる、 太陽北縁付近のプロミネンスの活動です。 渦を巻いている様に見えたり、噴き上がったり、複雑な動きが大規模に発生しています。 動画では一瞬ですが、画面の右側からプロミネンスのループが、 太陽の上空へ向かって噴き出していく姿も写っています。 やや容量が大きいので、ダウンロードに時間がかかる方は申し訳ありません。 さて、太陽風は、320km/秒と一段と低速になっています。 磁場強度も2〜3nTまで弱まっていて、 高速風の到来まで、このまま穏やかな状態が続きそうです。 磁気圏の活動も概ね静穏で、AE指数は小さな変化が見られるだけです。 SOHO EIT195では、コロナホールは西側に移動し、高速風の到来が近づいています。 22日頃に始まると予想していますが、どうなるでしょうか。 明日以降はACEのデータに注目してください。 前周期は、一気に600km/秒台後半に速度が上昇し、 5日に渡って、かなり高い速度を保ちました。 現在のコロナホールの規模は、やや縮小している様に感じられます。 やって来る高速風の規模がどの程度になるか注目して下さい。 太陽は、1106黒点群が西の端に近づき、1108黒点群は中心へ近づいています。 GOESのX線観測によると、それぞれの領域でBクラスの小さなフレアが発生していますが、 活動度としては穏やかなままです。 SDO AIA304による、太陽北縁付近のプロミネンスの活動。 (c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |