宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/11/ 3 09:37 更新 太陽風の速度は470km/秒に下がり、高速風は終わりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に550km/秒へ高まりましたが、 その後再び低下して、 現在は470km/秒と平均的な状態に戻りそうです。 磁場強度は、7nTで推移しています。 磁場の南北成分は、南寄りの状態が続き、 磁気圏活動はある程度高まった状態が続きました。 AE指数は、500nT前後の変化が連続し、 一時的に1200nTの大きい変化も発生しています。 太陽風のグラフの最後では、 磁場の南北成分は0nT付近で変化する様になっています。 速度が下がってきたこともあり、 この後の磁気圏は穏やかになりそうです。 太陽は、昨日の朝、2日9時(世界時2日0時)に、 東端(左端)の少し向こう側でM1.0のフレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 また、昨夜、2日21時(世界時2日12時)頃に、 北東の端(左上)の向こう側で活動が発生した様で、 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 CME(コロナ質量放出)が観測されています。 東端の向こう側では、いろいろと活動が発生している様です。 この後、こちら側にやって来るでしょうか。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の左上へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() GOES衛星のSUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) NOAA/SWPC ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。 マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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