宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/10/10 14:45 更新 太陽風の速度は300km/秒とより低速になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 グラフの初めに340km/秒から400km/秒に急に上がる変化が発生しています。 その後は低下が続き、現在は300km/秒に下がっています。 低速の状態です。 磁場強度も8nTから14nTに急に強まりましたが、 その後は低下して、現在は8nTに戻っています。 磁場の南北成分は、太陽風の強まりの時に北向きに大きく変化し、 その後南向きに切り替わって、 以降、-3〜 -5nT程度の南向きの状態が続いています。 速度が下がっているため影響は限定的ですが、 AE指数は、後半で400nTの小規模の変化が発生しています。 GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、 コロナホールが西側(右側)に進んでいます。 明日くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。 27日周期の図を見ると、前周期は9月15日から速度が高まっていて、 これは、明後日、10月12日に相当します。 どのタイミングで変化が始まるでしょうか。 太陽は、昨夜、9日21時(世界時9日12時)に、 北西の端(右上)で、M2.0の中規模フレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 動画ではコロナの噴出が見えていますが、 CME(コロナ質量放出)は小規模でした。 その他は目立った変化は発生していません。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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