宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College ![]() |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
![]() |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2025/ 7/31 11:49 更新 太陽風は平均的な速度に上がっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 370km/秒と低速だった太陽風の速度は、 昨夜、30日19時(世界時30日10時)頃に450km/秒へ高まりました。 速さとしては平均的な状態です。 現在は420km/秒程度で推移しています。 磁場強度は、7nTから12nTに上がり、その後8nTへ下がっています。 太陽の北半球に見えていた 小さいコロナホールの影響がやって来たのでしょうか。 この後は、太陽風は穏やかな状態に戻るのではないかと思います。 磁気圏では小規模の活動が起きている様で、 AR指数は、グラフの途中で変化がしばらく続いています。 太陽は、中心部南西側(右下)の4155黒点群で、 C4.7、C3.4の小規模フレアが発生しています。 その他は、C1〜2の小さいフレアで、太陽は穏やかな状態です。 SOHO衛星LASCO C2、C3で、 今日未明、31日3時(世界時30日18時)頃に、 CME(コロナ質量放出)が太陽の右下へ飛び出しています。 太陽の向こう側で発生した現象ではないかと思います。 フィラメント噴出の様に見えます。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]() |
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |