宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 3/26 11:45 更新 太陽風はやや低速の状態です。コロナホールの影響で太陽風速度が高まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、380km/秒とやや低速で推移しています。 磁場強度は10nT程度に強まっていましたが、 今朝、26日7時(世界時25日22時)頃から更に強まって、 18nTに達しています。 同じ頃に太陽風の図の2番目のグラフの磁場の大まかな向きが 「T」から「A」に切り替わっています。 この変化と関係する強まりかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの中盤から南向きの強まりが続き、 磁気圏の活動が強まりました。 AE指数では1000nTに達する大きい変化が発生しています。 しかし、グラフの最後で北向きに急に切り替わる変化が発生しています。 このまま北向きが続くと、磁気圏は穏やかになるでしょう。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは南西側(右下)に進んでいます。 そろそろこの領域による高速太陽風が始まるかもしれません。 太陽は、南西の端でC9.5と Mクラス寸前の小規模フレアが発生しています。 領域としては、この後太陽の向こう側に進みます。 こちら側の領域では、 北東(左上)の4043群で小さい活動が発生しています。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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