宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 3/24 13:23 更新 太陽風は低速になっています。太陽風磁場の強まりが到来しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今日に入る頃に400km/秒台を割って、 370klm/秒前後と低速の風に変わっています。 磁場強度は、5〜7nTと平均的な状態が続いていましたが、 今朝、24日9時(世界時24日0時)頃に、 急に15nTに強まっています。 CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れが到来した様です。 速度は小さい変化が発生した程度です。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場の強まりの初めに -9nTと強い南向きの変化が発生しましたが、 すぐに北向きに切り替わり、 グラフの最後は +10nTと北向きに強まっています。 AE指数は、グラフの後半で600nTの中規模の変化が発生していますが、 この後は変化が小さくなりそうです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部から南半球にかけてコロナホールが大きく広がっています。 明後日くらいからこの領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、 穏やかな状態です。 可視光写真では、黒点の数も少なくなっています。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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