宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 3/25 12:17 更新 太陽風磁場が南寄りで、磁気圏の活動が続いています。コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後は400km/秒と平均的な速さに戻りましたが、 グラフの最後で少し下がって、 現在は370km/秒と低速になっています。 磁場強度は、上下しながらですが10nT程度に強まったままです。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 磁気圏は活動的な状態が続いていて、 AE指数は500〜1000nTと中規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心部から南半球にかけて、 コロナホールが大きく広がっています。 この後、地球は高速太陽風の領域に入りそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期はちょうど27日前の2月26日から速度の高まりが始まっています。 コロナホールの広がりが変化しているので、 同じタイミングになるかどうかは分かりませんが、 この後の太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、中心部北西側(右上)の4035黒点群で C5.2の小規模フレアが発生しています。 目立った変化はこのくらいで、 太陽は穏やかに推移しています。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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