宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 3/12 13:55 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。次のコロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降も低下が続き、 400km/秒と平均的な速度に戻っています。 一方、磁場強度は昨夜からゆっくり上昇して、 6nTと平均的な状態から、現在は10nTに強まっています。 磁場の南北成分は、 今朝、12日6時(世界時11日21時)頃から南向きが続く様になり、 -7〜 -9nT程度で推移しています。 このため、磁気圏の活動がある程度高まっていて、 AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が連続するようになっています。 磁場の南向きの状態はどこまで続くでしょうか。 注目して下さい。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが南西側(右下)に進んでいます。 この後、この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。 太陽は、北西(右上)の4024黒点群で、 M1.1の中規模フレア、C5.8、C9.6の小規模フレアが、 南東の端(左下)の向こう側の領域で、 C7.2、C8.8の小規模フレアが発生しています。 南東側は、この後どの様な領域が現れるでしょうか。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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